2023年1月15日の全国都道府県対抗女子駅伝(全国女子駅伝)では、17人をごぼう抜き、区間新記録までたたき出したドルーリー朱瑛里さんがひときわ目を引きましたね。
以降、ドルーリー朱瑛里さんの人気が増すとともに取材が過熱し、2023年2月5日に開催された第8回全国中学生クロスカントリー大会には、報道の方々への対応や、周りの方々からの撮影や声かけの対処に不安を感じ欠場する事態となりました。
当時ドルーリー朱瑛里さんは岡山県津山市立鶴山中学校の3年生で、進路・進学先の高校についても話題になっていましたが、それらの事情から進学先の高校が公表されることもありませんでした。
そしてこの度、ドルーリー朱瑛里さんの進学先高校が地元の津山高校ということがわかりました。
そこでこの記事では【ドルーリー朱瑛里の高校進学先は津山高校!中学時代の予想校3選!】としてリサーチします。
ドルーリー朱瑛里の進路先が決定
ドルーリー朱瑛里の高校での大会結果
ドルーリー朱瑛里の中学時代の進学先高校予想

ドルーリー朱瑛里の高校は地元・津山高校に決定!
2023年4月30日に行われた岡山県高校総体美作地区予選にて、ドルーリー朱瑛里さんの進学先高校が地元の岡山県立津山高校だったことがわかりました。
ドルーリー朱瑛里さんは津山高校の選手としてデビュー戦の女子800メートルに出場し、2分16秒90で見事1位を飾りました。
\中学3年生で17人ごぼう抜きをしたドルーリー朱瑛里さん/
衝撃の17人抜きで区間新 中学3年・ドルーリー朱瑛里「初めての大きい駅伝で楽しかった」 https://t.co/FxdoQlR3iu #スポーツ #sports #ニュース pic.twitter.com/3rbRmPAgey
— スポーツ報知 (@SportsHochi) January 15, 2023
実はドルーリー朱瑛里さんは、中学時代から地元の高校へ進学する意向は示されていたのです。
ドルーリー朱瑛里は地元に残る!
学校名は明かされていませんが、ドルーリー朱瑛里さん本人が『地元に残る』と発言されていました。
ドルーリー朱瑛里さんが出場した岡山県内市町村別対抗駅伝を主催した岡山県陸上競技協会は、取材に対し次のように発言されていました。
県から誕生した逸材に大会を主催した岡山陸上競技協会は、「『地元に残る』と本人も言っていますから大事に育てたい。インターハイでもきっと活躍するはず。頑張ってもらえたら」と期待を寄せている。 引用元:THE DIGEST
『地元に残る』と本人も行っています。
当時、ドルーリー朱瑛里さんの進路・進学先高校が注目を集めていたものの、学校名および県内・県外については2023年1月30日時点公表はされていませんでした。
そんな中、ドルーリー朱瑛里さんが『地元に残る』と明言されていることは有力な情報でしたよね。
岡山県立津山高校
そして明言通り、ドルーリー朱瑛里さんの進学先が岡山県立津山高校だったことが判明しました。
岡山県立津山高校は津山市にある中高一貫の県立高校です。
津山高校は現在、普通科と理数科があり偏差値は61とされ・東北大、一橋大・名古屋大・大阪大・神戸大など難関校に合格者を出している、学習面でも優秀な学校です。
多くの選手が私立の強豪校へ進学する中、ドルーリー朱瑛里さんは地元の津山市内にある、津山高校へ進学したことになりますね。
おそらく今まで通り、家族と暮らす自宅から通われていると思われ、ドルーリー朱瑛里さんにとって最良の環境なのではないでしょか。
ちなみに津山高校の卒業生の職業はプロ野球選手・漫画家・競艇選手・弁護士と多岐にわたり、歌手のB’z稲葉浩司さんも卒業生のお1人です。
ドルーリー朱瑛里の津山高校の大会結果
ドルーリー朱瑛里さんは2023年4月に津山高校へ入学し、早速活躍されています。
高校生になってからのドルーリー朱瑛里さんの大会結果を振り返ってみましょう。
高校でも快走!ドルーリー朱瑛里(津山高1年)が1500mで優勝 県高校総体【岡山】 https://t.co/iZktXhr1oJ
— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) May 26, 2023
岡山県高校総体美作地区予選
ドルーリー朱瑛里さんは女子800メートルに出場し、見事2分16秒90で1位でゴールしました。
スタートから一気に前に出て2位以下とは50メートル以上を突き放す圧勝で、高校陸上デビューを飾っています。
全国高等学校陸上競技対校選手権大会岡山県予選会
ドルーリー朱瑛里さんは岡山県のインターハイ県予選の1500メートルに出場し、4分22秒86で優勝しました。
これは自己ベストの4分22秒60に迫る記録です。
予選では5分10秒92で4着通過し、決勝では前半から引っ張る岡山操山高校2年生の岡﨑芽依選手にぴったりとつき、残り300メートルで先頭に出ると、ラスト1周は約65秒の猛スパートで優勝を飾る圧巻のレースはさすがですね。
中国高校総体
2023年6月16日に岡山市・シティライトスタジアムで行われた中国高校総体で、ドルーリー朱瑛里さんは1500mに出場し、ここでも圧巻の優勝を飾りました。
ドルーリー朱瑛里さんは従来の中国高校記録(4分17秒64)を上回る4分16秒76を記録しています!
これにより、7月22日開幕の全国高校総体(札幌市)出場を決め、中学3年生の1月に語っていたインターハイ出場の夢を早くも叶えられました。
更に18日に女子800メートル決勝に出場したドルーリー朱瑛里さんは、自己ベスト(2分9秒47)を更新する2分8秒72を記録して優勝しました。
1500メートルを含めて2冠を達成した事となり、ドルーリー朱瑛里さんの活躍は高校進学後更に加速しています。
ドルーリー朱瑛里の中学時代の予想進学先高校3選!
ちなみにドルーリー朱瑛里さんの進路・進学先高校の予想で一番多かったのは『興譲館』でした。
ほぼ確定と見る声も多かったですが、やはり公表されるまではまだわからないものですね。
ドルーリーは地元岡山興譲館に進学するそうだが、まだはっきりとは決まったと言う事じゃないらしい。
— おっぱい (@22aabb33) January 23, 2023
当時、ドルーリー朱瑛里さんの『地元に残る』発言を考慮し、次の県内陸上強豪校3校を予想していました。
興譲館高等学校
まずは、ドルーリー朱瑛里さんの進路先高校として最も噂されていた興譲館高等学校ですね。
興譲館高等学校は、岡山県井原市にある私立校です。
興譲館高等学校は、女子陸上部が全国高校駅伝で優勝2回(2005年、2010年)と、2位3回(2006年、2011年、2013年)の実績があります。
ちなみに男子陸上部も全国高校駅伝に1977年まで11回出場しています。
また、女子陸上競技選手(長距離走)で10000メートル競走とハーフマラソンの日本記録保持者であり、ロンドン五輪や東京五輪にも出場した新谷仁美さんも興譲館高等学校出身です。
マラソンの日本女子歴代2位の2時間19分24秒をマークした新谷仁美選手が記者会見しました。
「9月のベルリンで日本記録(2時間19分12秒)への挑戦をしようと思っている。私が常日頃から言っている結果を残す、タイトルを取る、というのは私を支えてくれる人たちへの感謝の気持ちの一つ」 pic.twitter.com/n90xwFeuSf— 前田祐貴 Yuki MAEDA (@ykmed51) January 23, 2023
他にも、重友梨佐さん(2012年ロンドン五輪 出場)や、小原怜さん(2015年世界陸上北京大会 出場)も送り出した名門校です。
倉敷高等学校
次に、倉敷高等学校です。
こちらは岡山県倉敷市鳥羽にある私立高校です。
倉敷高等学校の陸上競技部は、全国高等学校駅伝競走大会に全国最多の45年連続出場中です。
2016年第67回大会、2018年、2022年大会では優勝、2019年大会では準優勝もしています。
また、2014年までは日本人だけでチームを構成していましたが、ケニアからの交換留学生制度の申し入れに応じています。
2020年は女子陸上部もケニア人留学生を受け入れていて、県予選22連覇中の興譲館高等学校に37秒差まで迫る勢いのある学校です。
就実高等学校
最後に就実高等学校です。
就実高等学校は岡山県岡山市にある私立高校です。
就実高等学校はバルセロナ五輪で銀メダル、アトランタ五輪で銅メダルを獲得した、有森裕子さんの出身校としても知られていますよね。
走る素質はないと思います。でも、人が苦しくてダメだという時でも、私はやめない性格なんです。 有森裕子 /マラソン pic.twitter.com/BttIJCCPRy
— スポーツ選手 アスリートの名言 (@sports_athlete1) January 23, 2023
こちらも道標となる偉大な先輩を感じながら、整った環境で練習に励めそうです。
このように岡山県内には全国に名の知られる陸上強豪校が多数あり、ドルーリー朱瑛里さんも県内の学校で更なる飛躍が期待できそうだと予想していました。
しかし結果、県内だけでなく地元市内の津山高校へ進学されていたことがわかりました。
ドルーリー朱瑛里さんの地元愛を感じますね。
大好きな地元で、大好きな陸上を楽しみながら高校生活を送ってもらいたいです!
まとめ
今回は【ドルーリー朱瑛里の高校進学先は津山高校!中学時代の予想校3選!】としてまとめました。
ドルーリー朱瑛里さんの進学先高校は岡山県立津山高校と判明しました。
ドルーリー朱瑛里さんが県外へ進学する可能性を示唆して残念がる県民の声も見られましたので、県民の皆さんも市民の皆さんもドルーリー朱瑛里さんが地元の高校へ進学されたことを喜んでいるのではないでしょうか。
ドルーリー朱瑛里さんが高校生になっても、伸び伸び楽しんで走ることが出来る様お祈りしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。