政治評論家の森田実さんがお亡くなりになりました。
森田実さんはトレードマークの和服姿でかつては数々のテレビ番組に出演し、戦争反対を強く訴えるイメージがありますが、ご家族や生い立ちなどはあまり知られていませんね。
また、いつからかメディアの露出も減っていましたがご病気だったのでしょうか?
そこでこの記事では【森田実の家族構成は息子と嫁(妻)?生い立ちや学歴・経歴も!】としてリサーチします。
森田実の家族について
森田実の生い立ちについて
森田実の学歴や経歴
森田実の家族構成は息子と嫁(妻)?娘はいる?
森田実さんの訃報を報じる記事には、森田実さんの葬儀の喪主はお嫁さん(妻)の茂子さんが務めるとされています。
息子さんや娘さんがいらっしゃるかどうかについては確かな情報を見つけることが出来ず、家族構成の特定に至りませんでした。
政治評論家・森田実さん死去 90歳 日本の米国追随姿勢を批判(毎日新聞)https://t.co/cKJ4rT3mNf pic.twitter.com/wy7uSetFMa
— LINE NEWS (@news_line_me) February 8, 2023
森田実さんは享年90歳でご高齢ですので、お嫁さん(妻)の茂子さんもよほど年齢が離れていない限りお嫁さん(妻)もご高齢かと思われます。
一部では息子さんが居るとの情報もありますが、詳細はわかっていません。
もしも息子さんや娘さんがいらっしゃれば、結婚されていて、お孫さんがいる可能性は大きいですよね。
森田実さんの死因は悪性リンパ腫だったとのことですので闘病が長かったのかもしれませんが、お嫁さん(妻)に加え息子さんや娘さん、お孫さんなど家族と一緒に過ごす時間を持てていたのだとしたらお幸せでしたね。
森田実の生い立ちや戦争を反対する理由
森田実さんの生い立ちや、戦争反対を口にする政治評論家が少ない中で強く戦争反対を訴えた理由について見ていきますね。
森田実の生い立ち
森田実さんは静岡県伊東市の出身で、実家は江戸時代から続く名家で建築業だったそうです。
代々大工の棟梁の家系で兄弟は7人いたそうで、森田実さんは6番目だったと言います。
昔は兄弟が多いことが珍しくはなかったと思いますが、兄弟みんなが健康に長生きできたわけではありません。
森田実さんにも若くして亡くされたご兄弟がいました。
・長男 森田実さんが生まれる前に病死
・次男 家業を継いでいたが招集先の戦地で行方不明の後、終戦半年後に死亡が伝えられた
残念ながら長男、次男を早くに亡くしてしまいましたが、東京大学卒の森田実さんに続き弟さんも東京大学を卒業されているとのことで、大変優秀なご兄弟のようです。
森田実が戦争を反対する理由
お伝えした通り、森田実さんは兄(次男)を戦争で亡くしています。
戦場で行方不明となっていた次男の帰りを待ち続けた家族の元に訃報が届き、祖母、母、姉達が慟哭する姿を見た森田実さんは、怒りが込み上げてきたと言います。
多くの家庭で同じ光景が見られ、こんなに人々を苦しめる戦争への怒りだったのでしょうね。
それ以降、森田実さんは反戦が自分自身の原点となっていたようです。
森田実の学歴や経歴
森田実さんの学歴や経歴は以下の通りです。
【学歴】
- 伊東市立西小学校 卒業
- 伊東市立北中学校 卒業
- 相洋高校 卒業
- 東京大学工学部鉱山学科 卒業
【経歴】
1932年10月23日 | 静岡県に誕生 |
東京大学在学中 | 日本共産党に入党し、全日本学生自治会総連合の指導部を形成 |
1952年 | 破壊活動防止法反対闘争に携わる |
1955年 | 原水爆禁止運動に携わる |
1957年 | 砂川闘争に携わる |
1958年〜1960年 | 安保闘争に携わる |
1958年 | 多くの学生党員らと共に共産主義者同盟(ブント)を結成 |
1973年 | 日本評論社出版部長・『経済セミナー』編集長を経てフリーの政治評論家として活動 |
2004年7月 | 著作本『公共事業必要論』の記念講演会を二階俊博が代表を務める自由民主党の派閥「新しい波」が主催し寄付も得る |
2015年6月 | 中国山東省を訪問し、山東大学より名誉教授の称号を贈られる |
森田実さんは『和と助け合いの国』日本に、完全な自由競争を持ち込んだ小泉構造改革は日本を破壊させると考え、小泉批判を続けてきました。
その後テレビ出演の際には自身の考えを発言されてきましたが、以降テレビ出演の依頼はなくなっていったそうです。
まとめ
今回は【森田実の家族構成は息子と嫁(妻)?生い立ちや学歴・経歴も!】としてまとめました。
政治評論家の森田実さんはお嫁さん(妻)の茂子さんがいらっしゃることがわかっていますが、息子さんや娘さんを特定する情報が見つかりませんした。
森田実さんは静岡の名家に生まれ、戦争で苦しい思いをしたことを機に、生涯反戦を訴えてこられました。
森田実さんのご冥福をお祈りします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。