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熟年離婚が増えている?芸能人の熟年離婚の背景とその対策を徹底紹介!

熟年離婚とは、長年連れ添った夫婦が人生の後半に別々の道を歩む選択として注目されています。

特に著名人の間でもその傾向が見られ、多くの芸能人が熟年離婚を経験しています。その背景には様々な要因があり、それぞれに特異な結果をもたらすことがあります。

本記事では、熟年離婚について掘り下げ、実際に熟年離婚を経験した芸能人の離婚に至った背景を紹介していき、最後に熟年離婚を防ぐための10の対策をご紹介していきます。

熟年離婚を考えている方にも、離婚は関係ないと思っている方にも重要な内容になっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

熟年離婚とは?

熟年離婚(じゅくねんりこん)とは、結婚生活が長く続いた夫婦が、中高年期を迎えた後に離婚することを指します。

具体的には、結婚から20年以上経過した夫婦や、夫婦のどちらかが50歳を超えた段階での離婚を指す場合が多いです。

ここでは熟年離婚に至った具体的な理由や背景についてみていきます。

価値観やライフスタイルの違い

 結婚当初は問題なくとも、子育てが終わり、夫婦だけの生活が戻ると、お互いの価値観の違いや生活習慣の不一致が目立つようになります。

定年退職後の問題

 特に夫が定年を迎えると、一緒に過ごす時間が増える一方で、「夫の家庭内での過干渉」や「新たな役割分担」を巡る不満が出ることがあります。

経済的自立

 以前は離婚後の生活不安から熟年離婚は少なかったですが、近年は女性の経済的自立が進み、離婚へのハードルが下がっている傾向にあります。

再出発や自由への願望

 人生100年時代と言われる中で、老後も自分らしく生きたいという思いから離婚を選択するケースも増えています。

熟年離婚は、年齢や婚姻期間が長いことから周囲に驚きを与えることもありますが、夫婦の間で長年にわたって蓄積された問題が要因になることが多いです。

熟年離婚した芸能人

熟年離婚がXでもトレンドとして浮上するほど世間を騒がせています。

芸能界でも、有名カップルが熟年離婚に至る例が増えてきました。

その一因として考えられるものは、お互いの生活環境やキャリアへの集中度合いなど、独特なストレス要因です。

例えば、一方の仕事への専念や業界内外から受けるプレッシャーは非常に高いため、自宅での日常的な支援すらままならなくなる可能性があります。

ここからは、実際に熟年離婚した芸能人についてご紹介していきます。

片岡鶴太郎と元妻

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人生を充実させるコツは、心の赴くままに行動すること――。モノマネでブレイクして以降、役者をベースに、ボクシング、絵画、ヨガの世界でも活躍する著者。還暦を機に離婚した現在は、「60代は体が元気に動く最後の時間。漫然と過ごすのはもったいない」と終活には目もくれず、自分のしたいことだけに情熱を注ぐ。常に挑戦をしてきた経験から、「何かを始めるのに年齢やセンスは関係ない」と断言。やりたいことの具体的な見つけ方から、自身も苦しんだ「男の更年期」の乗り越え方まで、老いに負けない極意がここに!

結婚期間:約35年

背景:片岡さんは芸能活動だけでなく、画家やボクシング、ヨガの修行など幅広い活動に熱中するようになり、自分の世界に没頭する生活を選びました。離婚は円満な形で決まったそうです。もともと別居していたこともあり、独りでの生活も支障がなかったそうです。子供が成人し、夫婦が還暦を迎えたことをきっかけに話し合いの末に離婚に至ったそうです。

市村正親と篠原涼子

結婚期間:2005年~2021年

背景:市村が高齢になった後、夫婦の生活リズムや家庭内の役割にズレが生じました。特に篠原が仕事と育児の両立に苦労する一方で、市村との時間の共有が難しくなったことが関係の悪化につながりました。これにより、生活のバランスが崩れ、離婚という結論に至ったとされています。

水前寺清子と小松明氏

結婚期間:31年間

背景:夫である小松明氏の「亭主関白的」な態度が問題視され、生活の中で細かいことへの干渉や命令的な言動が夫婦間の不和を招いたとされています。長年の摩擦が蓄積した結果、熟年離婚へと至りました。

千葉真一と野際陽子

画像引用元:x.com

結婚期間:1996年~2015年

背景:千葉真一さんは1996年に28歳年下の女性と結婚し、2015年に離婚しました。当時76歳だった千葉さんは、54歳年下の女子大生との不倫関係が離婚の決定打となったと報じられています。千葉さんの結婚生活は約19年間続き、2人の息子(俳優の新田真剣佑さんと眞栄田郷敦さん)をもうけました。

熟年離婚に至る前にできる10の対策

熟年離婚を防ぐためには、日々の努力と夫婦間のコミュニケーションが鍵となります。

以下は具体的な対策です。

1. 定期的な会話の時間を設ける

  • 仕事や家事に忙殺されず、週に1回はお互いの近況を話し合う時間を確保しましょう。
  • 小さな不満も溜め込まず、早めに話し合う習慣をつけます。

2. 感謝の言葉を忘れない

  • 「ありがとう」「お疲れ様」のような簡単な言葉を習慣にすることで、相手を尊重する気持ちが伝わります。

3. 共通の趣味を見つける

  • 一緒に楽しめる趣味や活動を見つけることで、会話が増え、絆が深まります。
  • 例えば旅行やスポーツ、映画鑑賞、ガーデニングなど。

4. お互いの時間を尊重する

  • 無理に一緒にいるよりも、適度な距離感を大切にし、それぞれの時間を尊重しましょう。
  • 趣味や友人との交流も積極的に応援します。

5. お金の問題を透明化する

  • 家計の状況を定期的に話し合い、将来の不安を解消します。
  • 老後の生活費や年金の使い道なども一緒に計画しておくと良いでしょう。

6. カウンセリングを活用する

  • 専門家のカウンセリングを受けることで、互いの理解を深める手助けが得られます。

7. 家庭内の役割分担を見直す

  • お互いに負担がかかりすぎないよう、家事や育児、親の介護などの分担を柔軟に見直します。

8. 相手を褒める習慣を持つ

  • 小さなことでも相手を褒めることで、お互いの自己肯定感が高まり、良好な関係を築けます。

9. 健康管理に気を配る

  • お互いの健康状態を気遣い、定期的な運動や食生活の改善を支援することで、老後も充実した生活を送りやすくなります。

10. 夫婦関係を再評価する時間を持つ

  • 結婚生活を振り返り、どのように関係を維持していきたいかを話し合います。記念日などにそうした時間を作るのも効果的です。

これらの取り組みを通じて、夫婦の絆を強化し、熟年離婚を未然に防ぐことが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

熟年離婚は、従来の結婚観や家族構造を大きく揺るがす出来事として、現在社会で多くの関心を集めています。

これまで見てきた芸能人による熟年離婚の数々は、多くの場合において公私共に多忙な生活が引き金となり、その陰には長期間蓄積された互いの価値観やライフスタイルへの変化が絡んでいることが分かりました。

一方で、熟年離婚に至らないための秘訣についても紹介してきました。

様々な対策方法がありますが、一番大事なのはコミュニケーションです。

日常的な会話を通じて、お互いの気持ちや意見を共有する時間を設けることは、夫婦間の理解と絆を深めます。

ただ、熟年離婚は人生の段階の中で訪れる一つのステップであり、決して悪いことではありません。

円満な離婚もたくさんあり、離婚がお互いの人生を尊重する一つの手段である場合もあります。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。