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紀平凱成(カイル)の両親や兄弟の家族構成は?生い立ちも調査!

異才のピアニストと言われる紀平凱成(カイル)さん。

紀平凱成(カイル)さんは24時間テレビや東京パラリンピックの開会式でピアノ演奏をするなど、その才能を知る人は多いのではないでしょうか?

 

紀平凱成(カイル)さんは人並外れた絶対音感や自閉症という個性を持っています。

そんな個性を困難と感じることも多々あったと思われますが、凱成(カイル)さんに音楽の才能がある事に気付き育まれたのはご両親(父・母)でした。

 

そこでこの記事では【紀平凱成(カイル)の両親や兄弟の家族構成は?生い立ちも調査!】として紀平凱成(カイル)さんの両親(父・母)がどんな人なのか、兄弟や家族構成、生い立ちについてリサーチします。

この記事でわかる事

紀平凱成(カイル)の両親
紀平凱成(カイル)の兄弟や家族構成
紀平凱成(カイル)の生い立ち

紀平凱成(カイル)の両親はどんな人?

紀平凱成(カイル)さんは父親の紀平延久さんと母親の由起子さんの元に長男として生まれました。

ご両親(父母)はお2人とも音楽と縁があり、紀平凱成(カイル)さんの才能も納得です!

紀平凱成(カイル)さんのご両親(父母)について見ていきますね。

父親・紀平延久

紀平凱成(カイル)さんの父親・延久さんの職業を調査したところ、2009年10月の情報ではNHK勤務であることがわかりました。

一見音楽とは無縁のようですが、実はKWEENというバンドのメンバーでもあるようです。

略歴はこちら↓

【NHK】

  • 1987年にNHK入局
  • 岐阜局を経て、番組制作局学校教育番組部でイベント連動型番組を開発
  • 福岡局、衛星ハイビジョン局の公開中継番組デスクを経て、その後、制作局青少年・教育番組部で三谷幸喜脚本の連続人形劇『新・三銃士』のチーフ・プロデューサーなど         引用元:NHKアーカイブス

【KWEEN】

  • イギリスのロックバンドQueen(クイーン)のファンで、トリビュートバンドKWEENを結成
  • ロジャーキヒラとして、ドラム担当
  • 日本国外からも注目され、フレディー追悼番組を制作していたBBCの単独インタビューを受けたこともある
    引用元:Wikipedia

KWEENは、イギリス出身のロックバンドQueenのライブの徹底的再現をモットーとし組まれたバンドで、ライブ活動や多くのメディア出演でQueenファンにも認知されています。

そんなバンドのメンバーでもある延久さんを父親に持つ紀平凱成(カイル)さんですので、幼少期からドラムやギターをおもちゃにして遊んでいたそうですよ。

 

こちらの動画では、父・延久さんが息子・凱成(カイル)さんについて語られています。

父親としても、音楽家としても凱成(カイル)さんをリスペクトしている様子がうかがえます。(3’45)

母・由起子

紀平凱成(カイル)さんの母親・由起子さんは1971年生まれの岐阜県高山市の出身で、シンガーソングライターを目指していましたが、凱成(カイル)さん出産を機に子育てに専念されました。

このように音楽に関わりのある両親(父母)を持つ凱成(カイル)さんが音楽に親しまれたのは当然かもしれませんね。

 

そして、いつも凱成(カイル)さんを近くで見守る由起子さんがいち早く凱成(カイル)さんの興味や才能に気付き、伸ばすきっかけを作られたようです。

母・由起子さんは『凱成(カイル)さんが好きだと思えるものは何か』『得意だと思えるものは何か』を日々観察し続けたそうです。

 

凱成(カイル)さんの『好き』に寄り添って徹底的に応援し、小さな変化を分かりやすく褒めたと言います。

凱成(カイル)さんが小学校の特別支援学級に在籍していた時に読み聞かせのボランティアを始め、その後図書館司書の資格を取得するなど、分野に捕らわれず常に凱成(カイル)さんと共に楽しまれている印象です。

出典元:女性自身

母・由起子さんはプロジェクトや認定試験の情報を見つけ応募するなど、凱成(カイル)さんに才能をいかし楽しめる場所を繋いできました。

その結果17歳でデビューを飾った凱成(カイル)さんについて、母・由起子さんはこのように話されています。

それまで下を向いて日常を過ごしていた凱成が、デビュー後は人前に出て演奏をしたり、取材を受けたりできるようになりました。障害は完治しなくても、困難を克服しようとする本人の頑張りと成長に信じられない思いでいます。 引用元:たまひよ

紀平凱成(カイル)さんが大好きな音楽を楽しみ輝いている姿は、ご両親にとって何よりも嬉しい事ですね。

紀平凱成(カイル)の兄弟や家族構成

紀平凱成(カイル)さんに兄弟はなく、一人っ子だと言うことがわかっています。

よって、家族構成は父親・母親との3人家族と言うことになります。

・父 紀平 延久
・母 紀平 由起子
・長男 紀平 凱成

また、ネット上では紀平姓や年齢が近いことから、フィギュアスケート選手の紀平梨花さんと兄妹なのでは?と言う声も聞かれますが全く事実ではありません。

紀平梨花さんは2人姉妹と公表されていますし、紀平凱成(カイル)さんもいくつかのメディアで一人っ子と報じています。

紀平凱成(カイル)の生い立ち

紀平凱成(カイル)さんの生い立ちについて振り返ってみましょう。

・紀平 凱成
・2001年4月2日
・福岡県出身
・ジャズピアニスト

紀平凱成(カイル)さんの母・由起子さんは、凱成(カイル)さんがお腹にいる頃からロック・ジャズ・クラシックなど様々な音楽を聴いていたそうです。

そして誕生した凱成(カイル)さんも、家にある様々なジャンルの曲を食い入るように聴く子供でした。

 

冒頭で触れましたが、紀平凱成(カイル)さんは自閉症という個性を持って生まれ、その様子が表れ始めたのは1歳半の頃からだそうです。

以降の生い立ちや経歴は以下の通りです。

1歳半 カードや本を綺麗に一列に並べるこだわりを見せる。
緑色が好き
2歳終わり頃 自治体の医師に自閉症の傾向ありと診断される。
3歳 専門の発達心理医に自閉症と診断を受ける。
3~4歳 一度聞いただけの音楽をオルガンで再現する。
小学校入学頃 難しい計算や漢字を書き連ねる。
五線を引いて音符を並べ始める。
書く事が猛烈に早く、1日の数冊を埋める。
小学校1年生 ピアニストになりたいと宣言。
小学校5年生 聴覚過敏になりイヤーマフや携帯音楽プレーヤーを付けて過ごす。
14歳 東京大学と日本財団が進める「異才発掘プロジェクト」第1期ホーム・スカラーに選出。
国内外で数々の賞を受賞
16歳 イギリスのトリニティ・カレッジ・ロンドンの上級認定試験合格
『Exhibition Award』(奨励賞)受賞
17歳 イギリスのトリニティ・カレッジ・ロンドンの『Diploma』(学士資格)を取得
18歳 アルバム『Miracle』でCDデビュー。
20歳 フルアルバム『FLYING』をリリース。
24時間テレビ44では、さだまさし作詞・作曲のチャリティーソング『歌を歌おう』でピアノを演奏。
東京パラリンピック開会式のクライマックスで使われた楽曲のピアノ演奏を担当

幼児期には言葉によるコミュニケーションがほとんど成立しなかったなど、親としては不安や戸惑いがあったに違いありません。

ですが、紀平凱成(カイル)さんの長所を見つけ育んでこられた両親と共に、現在ピアニストとして活躍する紀平凱成(カイル)さんはとても生き生きされています。



困難なこともあったと思われますが、常に紀平凱成(カイル)さんを応援しリスペクトしてこられたご両親や、自ら聴覚過敏を克服する方法を探り人前で演奏できるまでになった紀平凱成(カイル)さん。

これからも紀平凱成(カイル)さん自身が楽しみながら、美しい曲を届けて頂きたいですね。

まとめ

今回は【紀平凱成(カイル)の両親や兄弟の家族構成は?生い立ちも調査!】としてご紹介しました。

紀平凱成(カイル)さんは音楽に深い縁のあるご両親の元、異才の天才ピアニストとして活躍中です。

自閉症と言う個性と向き合いながらご両親の育まれ方や、凱成(カイル)さんの突き進む意欲が現在に繋がっているのでしょうね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。